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09月07日-03号

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  1. 新富町議会 2018-09-07
    09月07日-03号


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    平成 30年 第08回定例会(09月)─────────────────────────────────────平成30年 第8回(定例)新 富 町 議 会 会 議 録(第3日)                           平成30年9月7日(金曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第3号)                       平成30年9月7日 午前10時00分開議    日程第1 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 一般質問──────────────────────────────出席議員(14名)1番 櫻井 盛生君       2番 大木 俊二君3番 吉田 憲市君       5番 永友 正章君6番 増永 逸雄君       7番 中山 英雄君8番 阿萬 誠郎君       10番 髙野 賢治君11番 倉永 豪修君       12番 丹  邦敏君13番 圖師 孝一君       14番 永友 繁喜君15番 三浦 千尋君       16番 吉田 貴行君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 東  良一君       書記 福重 和泉さん──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 小嶋 崇嗣君  副町長 ………………… 揖斐 兼久君総務課長 ……………… 青木 和宏君  総合政策課長 ………… 池田 真二君まちづくり推進室長 … 比江島信也君  財政課長 ……………… 平井 康博君基地対策課長 ………… 宮武 祐二君  税務課長 ……………… 宮本 芳幸君町民課長 ……………… 齊藤 隆文君  いきいき健康課長 …… 山本 茂人君福祉課長 ……………… 若木家浩順君  産業振興課長 ………… 平塚 貢一君農地管理課長 ………… 壱岐  進君  都市建設課長 ………… 今村 行信君水道課長 ……………… 長友 一彦君  会計管理者会計課長 … 道下 秀人君教育長 ………………… 米良 郁子さん 教育総務課長 ………… 河野佐知子さん生涯学習課長 ………… 出口 敏彦君  農業委員会事務局長 … 壱岐  進君町代表監査委員 ……… 坂東 啓男君                    ──────────────────────────────午前10時00分開議 ○議長(櫻井盛生君) これより、本日の会議を開きます。 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付いたしておりますとおり、一般質問となっております。────────────・────・──────────── △日程第1.一般質問 ○議長(櫻井盛生君) 日程第1、一般質問を行います。 質問順番にこれを許します。8番、阿萬誠郎議員の質問を許します。8番、阿萬誠郎議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 皆さん、おはようございます。西日本豪雨を含む7月の大雨による土砂災害と、次に北海道地震と平成最悪の広域災害であります。犠牲になられた方々、被災された全ての方々に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。一刻も早い復興を願うものであります。 それでは、通告に従い質問いたします。 まず、ため池の安全対策について、集中豪雨や大規模地震等自然災害で農地、農業用施設のみならず、地域住民の生命、財産、公共施設等に多くの被害が発生しております。 中でも、かんがい用ため池については、老朽化も進み決壊等のリスクが高まっています。反面、営農に欠かすことのできない、貯水機能洪水調整機能など、多面的機能を有しており、ため池の適正管理は施設の長寿命化を図るだけでなく、防災対策の基礎となることから、周辺の環境に応じて管理体制を構築していく必要があります。 本町の農業用ため池新田地区14カ所)の施設の現状と管理状況について。 2つ目に、ため池耐震化調査の状況と今後の対応策について。 3つ目に、緊急時の対象地区住民への周知方法と現状の取り組みについて伺います。 次に、新田の地域活性化についてであります。交流人口の拡大が期待できる新田地区スポーツ振興の格好の素地、これに力点を置き、整備された全天候型テニスコートがあります。率直にありがたいと同時に新田地区をより成長させるためには、猿ケ瀬川河川改修に伴い、移転対象の新田の核となる公共施設、新田支所新田公民館の存在があります。この施設を西体育館周辺に集約すれば新田地区まちづくりと照らし合わせ、良好な地域コミュニティの維持、発展など、新たな交流ベースに変わるのではないでしょうか。 集客装置となる新田支所新田公民館優先候補地取り組み状況と課題について。 2つ目に、新田支所新田公民館一体的建設方針構想概要について伺います。 次に、環境行政についてであります。河川等公共用水域の水質汚濁の防止策として、浄化槽設置整備事業補助金交付を実施し、普及促進が図られています。浄化槽の性能を適正な管理で有効に機能させるためには、定期的な基本検査が重要であるため浄化槽管理者に対し、関係機関一体となって浄化槽に関する正しい知識の普及と維持管理を推進しなければなりません。 浄化槽設置整備事業補助金の変遷と目的について。 2つ目に、補助金交付者に対し、設置後における法定検査調査報告の有無について。 3つ目に、浄化槽適正管理啓発活動の状況と今後の取り組みについて伺います。 以上、壇上からの質問です。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) おはようございます。改めまして、阿萬議員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。 まず、ため池の安全対策についてですが、農業用ため池については現在14カ所あり、約137ヘクタールの水田にかんがい用水として利用され、特に下新田地域に集中をしております。ため池は農業用水利施設として整備が行われ、その用に供しておりますが、その中には施設の老朽化により台風や集中豪雨等、その危険性が指摘をされております。その対応につきましては、各水利組合と連携をとりながら万全を期しているところでございます。 また、大和及び西河原地域においては、現在進めている圃場整備事業において一ツ瀬川総合パイロット事業の受益区域であり、整備後はため池利用がなくなることとなります。 現在、圃場整備事業におきましては、県・改良区・土改連・町の関係機関及び地元水利組合を含めた検討会において協議され、農業用ため池の利用廃止の対応についても、現在、研究中でございます。 したがいまして、圃場整備事業完了までの期間における緊急時の周知及び現状の取り組みにつきましては、防災マップの地区配布、ため池ハザードマップを町のホームページに掲載するとともに、対象地区の区長各位に個別に配布、説明しております。 また、今回、西日本豪雨の状況を受けまして、8月3日、7日、10日にわたって目視による、ため池緊急点検を実施をいたしました。これから、圃場整備に係る地元説明会も予定していますので、さまざまな場面を活用して、さらなる周知に努めてまいりたいというふうに考えております。 次に、新田地域活性化についての御質問ですが、新田支所新田公民館優先候補地取り組み状況と課題については、6月定例会の一般質問でお答えしたとおり、2つの施設を一体的に建設する方針ですので、それ相応の面積確保が必要となります。 新田支所新田公民館一体的建設方針構想概要については、まずは利用者の利便性を最優先とし、県道に近い新田学園から西体育館を中心とした地域が最適であると想定をしております。新田地区住民が立ち寄りやすい施設、あわせて学習活動や文化活動等を通じて、地域住民コミュニティを活性化させる拠点となるよう整備をしていきたいと考えております。 いずれにいたしましても、猿ケ瀬川改修事業は県が補助事業として実施することから、予算の獲得状況によりスケジュールの変更等も予想されますので、事業の進捗を県側と十分協議しながら進めてまいりたいというふうに考えております。 次に、浄化槽設置整備事業補助金の変遷と目的についてであります。本町では平成11年度に下水道整備基本構想を策定し、公共下水道整備を進める計画でありました。平成13年に高額な事業費等財政的な理由により公共下水道整備をやめ、町内全域合併浄化槽整備を推進する方向で最終決定を行っております。平成5年度から国の交付金を使い浄化槽設置整備事業を行っており、平成29年度までに2,484基の合併浄化槽整備を行っております。合併浄化槽の普及促進を図り、生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止し、環境保全を図る目的で整備を行っているところであります。 次に、法定検査調査報告の有無についてでありますが、浄化槽法第7条、第11条で浄化槽管理者法定検査を実施をするということになっております。第7条で都道府県知事が指定した検査機関は、検査を実施したときは、環境省令で定める事項を都道府県知事に報告しなければならないとなっております。 最後に、浄化槽適正管理啓発活動の状況と今後の取り組みについてでありますけども、宮崎県では浄化槽を設置する場合に浄化槽設置者講習会の受講を義務化しており、法定検査の重要性等を訴えております。 また、県・市町村等が主体となり浄化槽維持管理のパンフレットを作成し、住民への周知を図る啓発活動に取り組んでおります。本町も昨年度、法定検査未実施の方を対象に検査を受けてもらうよう文書を送付し、受検率の向上の啓発に努めております。今後も、お知らせ版等で町民へ単独浄化槽から合併浄化槽への転換の推進を進めるとともに、法定検査実施についても周知を図ってまいります。町には浄化槽の管理が適正か否かを監視する役割等もありますので、浄化槽維持管理費補助金制度等も考慮し、浄化槽設置事業の促進と適切な維持管理に努めてもらえるよう検討していくことが、受検率向上に必要であるというふうに考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(櫻井盛生君) 8番、阿萬誠郎議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) まず、ため池であります。ため池の安全対策ということですけれども、答弁でありましたけど、区長のほうに配布ということ、ハザードマップですけど私もいただきました。意外とこの影響範囲が広いんで、ちょっと驚いておりますけれども、このため池、全国で農水省の3月まとめで全国で約20万カ所あるそうでございます。県内には約700カ所ということですね。46都道府県を見ますと、防災重点ため池となっているのは、1万1,360カ所という数字が上がっております。全国的なこれは課題ということであります、ため池の高度化ということでしょうか。西都児湯を見たときには、西都市に78ありました。高鍋に9カ所、木城6カ所、川南13、都農4、新富合わせて、西都児湯内でため池は124カ所ございます。しかし、このため池も町内を見たときには、ほぼ新田地区に点在をしているわけであります。100年たっても超過しても、まだその役目を終わっていないというため池でありますが、適正管理のおかげということになりますが、そこで平成17年度に緊急点検が実施されております。この緊急性の高い補修と問題点は解決したのか、これまでの経過を伺いたい。それから、平成24年に実施された一斉点検の調査内容これを教えていただきたい。それから、今回、調査の防災重点ため池8カ所とされる、池の状況を教えていただきたいと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 担当に答弁をさせます。 ○議長(櫻井盛生君) 農地管理課長。 ◎農地管理課長(壱岐進君) それでは、平成17年からの点検の状況から、あと、24年と今回の調査という形で、ちょっと御回答したいと思いますけども、まずは平成17年点検の状況なんですけれども、平成17年及び24年度の点検によって池の14カ所の点検をずっと行ってきております。うち、10カ所程度が既存、最新の施設と比較した場合にどこかしらの、ちょっと改修するところはあるよというような調査の結果であったようです。ただ、当時としては危険度的にすぐに改修が必要であるというようなレベルではなかったという、したがいましてこれまで堤体の陥没とか、随時、地元の水利組合等と連携をとりながら補修・改修を随時実施してきておるという状況でございます。 続いて24年度の調査で、さらに、また目視調査等をしていったわけなんですけども、この時点ではまだ耐震とかそういったのも加わりながら判定をしていって、調査をしていっている状況でございます。そして、ため池の防災、減災の効率化、そういった重点的に進めるために、この時期にため池のハザードマップを作成しているというのが、ちょっと24年度の特化したところであったかのようでございます。 今回の8月に行った調査につきましては、7月の西日本豪雨、これを受けて全国的にかなりのため池等からの被害もあった。こういったことも鑑みながら、国の要請もあったということで、14カ所について再度目視点検を行いました。その結果、豪雨に対して今回この14カ所について被害等につきましてはございませんでした。既存の施設の状況としては、表側というか里に面した場所につきましては、地元の水利組合等の御尽力もあって、きれいに管理がなされておると。ただ、栗野田池の第4、谷川池の第2、塚原の第3、大和の第3など奥に面しているところ、ちょうど山の谷とかそういったところにつきましては、もう、池等の利用としての管理がなされていないとか、廃止されたような状態で、ちょっと雑木等も生い茂っているという状況は見受けられました。とともに、数カ所大きいところはないんですけど、堤体の一部の崩壊等はあったところを確認いたしました。そして、もう一つ使っていない状況もありまして、栗野田池の第4、谷川の第2につきましては土砂等の堆積、もう機能として利用されていないような状況が見受けられたところでございます。 以上、お答えいたします。 ○議長(櫻井盛生君) 18番、阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) おそらくチェックシート等があったと思うんですけれども、その総合判定、緊急整備の優先度、これが低かったということで理解してよろしいですね。いいですね。はい。それでこの池については、いろいろな池がたくさんあるんですけれども、以前総パ事業というのがありました。それで、やっぱりため池が問題になりまして、この事業で取り組んだため池については開削をいたしました、その事業を利用してです。湯之宮にあります、これは湯牟田というところでございました。それから、上城元、地蔵池ですね。ここ開削しておりますので、今はもう安心して地区の方は災害は安心だということが与えられておるわけでありますが、その後もこの総パ事業は終了しましたので、そのときにいろんな事情で取り組めなかったということで、ちょっと塚原池あたりがあったわけでありますけども、思い出しますのは平成24年7月、8月に豪雨がありました。塚原池の本堤防に一部損壊、そして下流域の家屋に濁流が入ってきたということで。素早い対応で難を逃れたということでありましたが、そのときの9月の定例会で一般質問をしたわけであります。そのときの執行部の答えが、大和地区はいろんな因果関係がありますので、防衛省と協議中ですという答弁があったのを記憶しております。今はその計画が進行中ということでございます。この塚原池でありますけども、1番から4番まであるんですよね。この1番池については、公益的な役割があるわけであります。と言いますのは、一ツ瀬かんがい用水の送水管がありますが、そこに減圧水槽というのがあります。これは、たまたま不具合を生じます。そのときの越流水の調整機能があるわけであります。あと、この1番池、大事であります。そして、あと2番、3番、4番とあるわけでありますけども、今後、その自然災害、この安全対策を講じないといけないと思うわけでございます。今後、このどのような整備方針なのか、この池の整備方針を伺いたいと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 農地管理課長。 ◎農地管理課長(壱岐進君) ただいまの質問でございますけども、大和地域におきましては、全て今後、圃場整備等も進んでおりまして、一ツ瀬川の土地改良のほうのパイロット事業の受益地ということもあって、パイプラインでの計画がなされております。 したがいまして、整備後につきましては、農業用としてのため池という利用がなくなるということとなります。その後は、大和池につきましては新田原基地関係洪水調整池として、また、整備計画予定ということもございます。今後、どのような形に整備するかにつきましては、当然もう農業用として水をためるというような考えでなく、先ほど、阿萬議員も言われたような開削方式とか、そういうことも鑑みながら地元の声を聞きながら、また防衛省とどういう形でしていくのかを協議することになっていくのかと思っているところです。 また、塚原ため池につきましても、周辺地域が同じ圃場整備の中で行われますので、同じような形で水をためないような方式の中で、また検討して整備をしていくという方針の中でいく方向で、今、協議をしているところでございます。 以上、お答えとします。 ○議長(櫻井盛生君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) ため池は、大和は計画どおり進むでしょう。あと、進行中の新田西地区がございますけど、西河原と言いますけれども、ここにもやっぱり池が点在しているわけであります。基盤整備、昨今までの間、こういった関連のため池について、現状での貯水機能低下とか地震等の影響で、もし改修等が必要なため池と判断された場合、どのような支援事業があるのか伺いたいと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 農地管理課長
    農地管理課長(壱岐進君) ただいまの御質問ですけども、まず新田圃場整備に関して新田西地区におきましては、今、貯水機能の低下はもう見られない。耐震につきましては、もう堤体のほうが全国的にでしょうけど、明治時代、江戸時代ということで、堤体自体はなかなか厳しいものがあるということは理解しておるところです。 そして、圃場整備につきましては、先ほどと同じように農業用のため池の利用はなくなる方向で、今、検討しているところです。恐らく支援については、またその間ということもあるんでしょうけど、支援につきましては緊急に水利組合と連携をとりながら、修繕とかそういった形の中で対応する形になると思いますけども、事業としましては国の農村地域防災減災事業というのが、今、どんどん整備されてきておるところでございます。 内容につきましては、農業用施設等の機能低下や回復、災害の防止、施設の機能を維持するための長寿命化対策というのがありまして、また、ため池の廃止や整備などの管理体制強化の事業もこういったものの中に含まれるようでございます。 以上、お答えとします。 ○議長(櫻井盛生君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 要するに負担低減といいますか、地元の負担がないような事業ということで、効率的な事業採択ということが一番望ましいんだろうと思います。それまでにはしっかり管理しないといけないということになりますが、答弁でありました点検に行ったということですね、私も同行させていただきました、担当課に。東大谷池の点検にちょっと同行いたしました。見ておりましたら、やっぱり担当課の専門的な巡視、そして通常管理、これが徹底指導されているなというのが現場で感じました。大変お疲れさまでございました。それから、この池のまたしゅんせつ等もあります。こういうこともやっておられるので、ハード面では今のところ心配はないと思っておりますが、もう一つ、自分がなぜ危険なのかということ、こういったことの取り組みソフト面の強化が本当に必要になってくるんではないかなと思います。阪神大震災、新潟県の中越、東日本、熊本、復旧半ばで大阪北部地震と立て続けにこういった自然災害でございます。それでも津波対策のいろんな訓練等は、どの自治体も敏感になってきているなというのは感じておりますが、いろんな訓練がございます。しかし、こういったため池とか急傾斜地、この地域まだまだ情報伝達の流れ、そして避難する意識づけ、これがまだ薄いかなと考えます。もちろん自治会・水利組合・消防団の協力は不可欠でありますが、非常時になったときにはやっぱり地区加入者というのは、まだ向こう三軒両隣という共助の精神が生きているなということでございますが、自治会に加入のない住民の方、特に災害弱者、高齢者等ということで、助ける手段が大きな課題ということでありますが、西日本豪雨を見てみますと犠牲者の約7割が60歳以上。岡山県倉敷市の真備町、死者50人のうち約8割の42人が避難行動要支援者の方々という報道があっております。昨日の質問と重なりますけれども、本町も地域防災計画はあるものの執行部、職員だけでいざというときに命が救えるかということです。町内どこでも行けるのかということですね。特に夜間でございます。やはり限界があるだろうと思います。そこで、地域のいろんな特性があるんだろうと思います、場所場所でその自然災害については。そんな特性を踏まえた地域防災活動の充実であります。これを図るためには防災コーディネーターという制度があるようでございますが、この制度の取り組みが私は必要と考えておりますけれども、町の見解をお伺いします。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 防災コーディネーター等々を調べさせていただきました。やはり、近年、想定外だったり異常気象ということで実は想定外じゃなくて異常気象が毎年のように起こり、想定外が毎年のように想定外という話がなって、これが実はもうこれが通常になってくるということを考えるときに、やはりソフト面の強化、ハード面の強化だけでは対応できないということで、やはり地域の防災組織だったりコーディネーターだったりということを、しっかり活用していく必要があるというふうには考えております。そして、ソフト面の充実とともに、やはり住民の皆さんにしっかり自分の命は自分たちで守るという意識づけとトップをしっかりやっていくということが必要になってくるんだというふうに考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) これちょっと見てみますと、やはり防災士、今、本町に60名いらっしゃるんですかね。この人たちの活躍の場も広がるんだろうと思っております。 それから、ちょっと通告してないんですけれども、きのうも出ましたけども情報自治区、これに今、山林開発があります。保育園等が大変心配をされておるということでございます。これまでの経過、そして今後、町の対応をちょっと伺いたいと思うんですが、よろしくお願いします。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 私も少し心配になって、担当課のほうにきちんと対応して業者さんに話を聞いてくるようにということで調整をお願いしたんです。担当課のほうに答弁をさせます。 ○議長(櫻井盛生君) 都市建設課長。 ◎都市建設課長(今村行信君) 成法寺の山のほうにソーラーパネルを設置するということで、そこの地区の区長さん等から住民の方が、その下のほうに民家が十数戸ある、ちょっと心配だということで町のほうとしても何か対応してもらえないかという要望が来ております。これが8月の中旬に地区のほうからありまして、関係課を集まって協議しました。それで設置業者に指導のほうに来ていただきまして、安全性の確認、それと流水、排水等の計画等を今、確認しているところでございます。それで町のほうとしても、規制とかそういうものがこのソーラーパネル等の設置については、何もないもんですから指導と協力、お願いちゅうことで排水の計画の基本的なのを設計等を数量計算そういうことを、今、出していただくということでお願いをしているところです。今からも続けて業者さんと協議しながら、安全性がある設備といいますか、そういう設備にしていただくように努めてまいる計画であります。 以上でございます。 ○議長(櫻井盛生君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) そうですね、結構、山のいろんな縛りが緩いんで、昨日、町長もおっしゃいましたが、条例という言葉がありました。そういうことで何かやらないと今後こういうのが増えてくるんではないかなという予測であります。ですから、住民に安心、安全の不安がないように行政の役割を十分に果たしていただきますよう要望しておきます。 次に行きます。新田地区の活性化でございますが、新田地区6月議会ということで質問をいたしましたが、ちょっと私も中途半端で言い足りないことがございまして、今回また改めて質問した次第でございますが、まず西体育館、芝入りの人工芝、テニスコートが今年3月に完成をいたしました。これまでには新田地区活性化を訴え続けられてきた新田の先輩議員の成果ではないかと思っております。今、現職では新田の議員さんでは古参の櫻井議長がいらっしゃいます。そしてまた、これにいろいろと訴えられてきたことに対して、地元の熱意に町が答えたということで感謝感謝であります。 そこでこのコートの利用者の方に声を聞き取りました。複数でありましたが、ちょっと要約をいたしました。まず、子どもたちであります。「きれいなコートになって練習することがすごく楽しくなりました。今までは、雨の後は練習できませんでした。でも、新しいコートは天気を気にせず楽しくテニスができています。ありがとうございました」ということでございました。それから女性の方ですね、これは町外です、佐土原の方です。「コートの面の配色、緑、これがとても目に優しいということです。今までにない感覚、感触です。審判もしやすくて皆さん絶賛しているよ」ということです。特にラインと緑のコントラストのことだと思いますが、「あと、ナイターでもできるとすごくいいなと言っといて」ということでございました。そういうことで、町外にも自信が持てるコートなんだなと考えております。利用者も増加しているんじゃないかなと思いますけれども、整備後あまり期間ございませんけれども、この西コートの利用状況について伺いたいと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 教育長。 ◎教育長(米良郁子さん) 生涯学習課帳の方でお答えいたします。 ○議長(櫻井盛生君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(出口敏彦君) 阿萬議員の質問にお答えします。本年4月に供用開始しまして7月末現在ですが、件数にして286件、利用者が4,175名ということであります。ちなみに、昨年29年の4月から7月までの申し込み件数が、79件利用者が2,600人程度ですので、本年は1,563名が増えているというような状況でございます。 以上です。 ○議長(櫻井盛生君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) ありがとうございました。そうですね、約6,000万円強の事業費をかけたわけであります。あとは次のインナーアウター効果、これを高めるためにぜひ執行部のマネジメントサイクルに乗せてほしいなと思っております。それには、早急なアクセス網の整備が必要じゃないかなと、どこもアクセスがいいんですよね。活性化拠点に行くとアクセスが大変いい。そこで、西体育館前のちょうど佐土原~木城線改良がございます。体育館への駐車場の影響はないのかというようなことを、それから麓橋の改修もあります。これも施工年度いつごろなのかなということ、それと交差点がございますので県のほうでありますけども、交差点協議等の改良経過等々、西体育館周辺に関連する公共事業、これの現状を含めてそれぞれの計画の進捗状況、そして今後どうなるのか伺いたいと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 計画につきましては、もちろん猿ケ瀬の改修だったり西河原地域の圃場整備だったりと、もちろんその公民館だったり学習供用施設だったり、どうつくっていくかということも関係してきますので、そういった部分もしっかり考えながら整備の計画をつくってまいりたいというふうに考えております。なるべく早く進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) ぜひ、よろしくお願いしたいと思いますが、そう言いますのはやっぱり答弁でもございましたけども、地域住民コミュニティを活性化させる拠点となるよう整備したいということでございまして、そのとおりでございますが、今からやっぱり多機能な公有地、これが必要ではないかなと思っております。特に地域のイベント会場としての利活用、これができればなと思うんであります。 今年7月に「新田神社御神輿わっしょい」ということでお祭りがございました。町長も副町長もお見えでございましたが、もちろん実行委員会そして商工会のもと、地域ボランティアの協力があってからこそであります。して、町からの補助金ということでございますが、年々、場所的な問題を抱えていらっしゃるということでございます。 今の会場は、新田の町の会場はJAの金融機関であります。夜、開放ということになりますと、いろんなセキュリティの問題があるというようなこともありまして、特に借りにくいということですね。特に、トイレ等の問題で苦慮されているということを聞いたわけでございますけれども、将来、この西体育館周辺に公有地が集合されると、そういった新田のお祭りが盛大にできるかなというのも一つでございます。 そして、ここでもしできれば新たに地域と学校が協力してのお祭り参加ということで、オープニングは小中学生が担当して、いろんな思い出づくりをすると。何でもいいです、ダンスでも何でも。これ感謝、感動ということになるんじゃないかなと思います。 あと、きのう質問もございましたけど、盆踊り、そういった継承、夏恒例の盆踊り、今、宮日の記事でもございましたけども、竹渕地区が紹介されておりました。うちの地区、末永もやったんですよ、大雨、台風14号の中。その中に小学生がいたんですよね。小学生が多いのにびっくりしましたけど、その中にまた、ちょっと見かけない方がいらっしゃるので聞いたら他地区の方でした。成法寺地区の方です。何で来たのと聞いたら、盆踊りが楽しいということで練習に毎日欠かさず来たということです。本番で雨の中でありますけども、盆踊り5番あるんですけども、その中に「よったけ」という踊りがあるんですよ、軽快なステップの。これは結構ステップは難しいんですけども、その子どもが見事に踊り切るんですよね。もう感心をいたしました。改めてこの盆踊りというのは、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、地域の文化なのかなと、女の子でありましたけども大変上手でございました。みんなも本当に和やかに踊ったということでございます。もし、これがもしそういうことになれば、会場センターができるんですね。会場センターで地域を盛り上げての盆踊り大会というのに広がっていくんじゃないかなということです。子どもから高齢者で輪になるということです。道行く人たちも、やっぱり太鼓に誘われて飛び入りもしてくるんだろうと思うんですよ。日本人の心ですから、やっぱり。そこに新田ですから神楽は欠かせないということです。こうすることで、まちづくり補助金の成果も大になるんじゃないかなと思います。私が勝手にちょっと効果をつけましたけども、一番目に伝統の民衆娯楽の維持、継承ができるだろう。2つ目に希薄化するコミュニティの活性化になるんではないか。3つ目に、防災時の相互扶助体制の意識醸成につながると私が勝手に思っておりますけど、ここで仮称であります。新田お祭り振興、これが私の一つの構想でございます。そういうことで、こういった構想があるわけでありますが、今、現実的には富田庁舎の周りのいろんな活用の仕方、そして三納代のまちづくり、それから上下新田いろんな校舎であったりの活用を、そういうことで地区別にいろんなテーマが出てきているんじゃないかなと思うんですね。 ですから今、町長にお願いしたいのは、ぜひコンパクトなそういったまちづくり、地区別のまちづくり、これを同時進行で計画していただくと大変ありがたいということでございます。 ですから、ここでは西体育館周辺をスポーツ、文化、地域振興の3つの観点から、将来に向けてコンパクトな新田まちづくり構想を検討、提案できないものか伺いたいと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 大変すばらしい御提案をいただきました。私が前回の質問でも答えたとおり、しっかり新田地域に関して整備を行っていきたいということも訴えております。西体育館周辺地域コミュニティのまず核としようということで、前回の質問でも新田にぎわい創出をしていくということを訴えています。 また、今回8月31日に成法寺住宅についても政策空家用途廃止の相談をさせていただきました。その用途廃止後に成法寺住宅の跡地をどうしていくかということの検討を含めて新田一帯の地域振興を図ってまいりたい。そして猿ケ瀬川改修と西河原地域の基盤整備、大和の基盤整備ということで、今後新田がいろんなことで整備を行っていくというふうに考えておりますので、また、議員の皆さん住民の皆さんの意見をきちんと聞きながら、よりよい町にしていきたいというふうに考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 町全体もそうでありますけど、ぜひ希望が持てる新田ということであり続けるために、政策、取り組みを期待しております。 次に行きます。観光行政についてでありますが、28年6月で質問しておりまして2回目の追跡質問になります。 先ほどの宮崎県の取り組みというのは、佐賀県の何か参考にしたということでミニ情報でございますが、現在設置された合併浄化槽設置世帯数は何%なのか、そうでない世帯、くみ取り、そして単独世帯というのは何%なのか伺いたいと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 合併処理浄化槽が49.4%の設置、これが平成29年度まで数として2,484世帯ということになります。残りが、単独及びくみ取り式ということになると思います。 ○議長(櫻井盛生君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 50.6でいいんですね、残り。ということで設置後の義務がございます。法定検査7条、11条がありますけれども、それぞれの検査目的違いについて伺います。また、検査受けていない場合の処分、罰則等を教えてください。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 浄化槽の法定検査については、7条検査、11条検査がございます。 7条検査は、設置後およそ半年をめどに行う検査としておりまして、その目的はきちんと設置がされているか、それと立ち上がりの状況等々を見るのが7条検査。 11条検査というのが維持管理がしっかりされているか、あとは清掃はきちんと行われているか、あとは水質の状態が適正かということで11条検査というのがあります。 それぞれ、7条、11条の目的は違いますけれども、それぞれ1年に1回義務づけられていると。もしこの受けられないとか不適を受けたときに罰則としては、浄化槽法で30万円以下の罰金というのが決まっております。 ○議長(櫻井盛生君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 平成14年から合併浄化槽ということで補助が始まっておりますけれども、11条検査について前回から私、当初から受検率に注視しておりまして、このときも申し上げましたが、本町分の単独と合併処理浄化槽、これを合わせた受検率を申し上げました。24年、25年、26年合わせまして平均で約36%です、受検率は。今回27年が39.2%、ちょっと上がりました、若干上がりました。28年が39.3%、担当課に資料提出しております。29年はちょっと私もまだ、わかっておりませんけれども、そんなに向上していないだろうと思っております。28年を見た場合、高鍋管内にあります、高鍋保険所管内になります。西都市、高鍋、新富、西米良、木城、川南、都農とありますけれども、受検率は平均で53.1%であります。高鍋管内だけでは、新富町は39.3%でありますので最下位で。県全体、宮崎県全体では53.9%の受検率であります、合わせたものが、合併と単独を。その中で前回は最下位だったんですけども、本町は今回ワースト2位であります。この検査実施は、公益財団法人宮崎県、環境科学協会というのがやっておりまして、もちろん県知事の認可であります。委託を受けてということで、前回質問しましたときは、土屋町長の答弁では余り御承知なかったようであります。 この、11条検査もそんなに安くはありません。10人槽までが年1回でありますけど、3,800円ですね。表がありますから見ていただきたいと思いますが、あと、20人槽、100人槽、1,000人槽単位まであるんですよね。これ人口減少した場合にどうなるのかなと私、ちょっと疑問があるところはありますけれども、この11条検査を受けますと法定検査の結果書が来ます。個人に送られて来ます。適正である、適正でないと来るんですけど、浄化適正であると来ます。しかし、耐用年数がやはり見てみますと20年から大体30年で更新時期を迎えるわけであります。適正でないと、もし、判断されたときに単独浄化槽の管理者、私でもいいでしょう合併浄化槽に転換をしたいとしたとき、合併処理浄化槽設置補助金及び単独処理浄化槽撤去補助金の申請を私はしました。受検完了であります。検査を持っております。領収書もあります。と、同時に11条の法定検査の履歴の全くない方が申請をされた、転換をしたいということで。せめて口頭確認をしてほしいんですけども、されてますかというのをですね。その現状であります。助成の条件として、そのようなどのように取り扱いをされているのか、受理されているのか伺いたいと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 本町の現状は、まず新しい浄化槽を設置するときは、先ほど申し上げましたとおり、設置者講習会の受講を条件としております。それと7条検査の申し込み票、受験票を添付をして浄化槽の設置補助金を交付するという形になっておりますけども、11条検査の検査表を張りつけるということは、新富町は課していないので11条検査はそのままになっているという状況です。 ○議長(櫻井盛生君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) これはもう県内全国の問題になっているようでありますけれども、ただ自分たちの町でありますので、自分たちのことをやらにゃいかんと思いますが、串間市これは既に申請書に添付するようになっています。単独処理浄化槽の直近の法定検査結果書を受検済みの写しがないと、受け付けもできない、申請もできないということに串間市はもうなっております。近隣もそうしてくるんだろうと思いますけれども、こういった新富町にも補助金交付要綱があるわけであります。今、もう町長がおっしゃったとおりでありますけど、明記はないということでございますけれども、28年の定例会で私、質問をいたしました。前町長のお答えが、ここでしたわけでありますが、単独から合併に転換する場合には検査履歴を事務的に求める、改正するという答弁がございました。これ、聞いていただければわかると思います。これ、私は事務的改善と理解をしているんですけども、未だに見直しがないということですよね。沈黙状態ということです。浄化槽法に当てはめるとこれ法律違反ですよね。沈黙の浄化槽と呼びたいと思いますけれども、私が聞いたいろんな意見がございますけれども、まず法定検査の意義がわからない、それから法定検査と保守点検の違い、それから検査料金の不満、不公平感等々たくさんあります。合併浄化槽は補助金で設置したから受けるべきだよという意見、それから単独はもらってないよということだから受けなくていいんじゃないというような世論が、今まかり通っているわけであります。 しかしながら町は、やっぱり業務推進の務めがあると思います。ちょっときつい言い方をしますけども、まさか役場内を含めて公務職務にある方、この方は受けていらっしゃると私は信じておりますけれども、されど28年度受検率は本町の住民の正義と言いたいと思いますが、正義の40%弱だけであります。 いろんな分母の問題もありますよ。ただ、今の数字を見たときにはそう判断できるんではないかなということです。そこで、この流れから行政的には私は補完性の原理、これが機能していないというに考えるんであります。補完性の原理です、これやっぱり住民が抱える問題であります。ですから、取り組むべきは住民に近い基礎自治体、市町村ですよ。自治体ではどうしても解決できないんであれば、広域自治体がサポートしていくということじゃないですか。結局、国がサポートできるのかということになりますが、期待できませんね、なぜ国は期待できない、もう既に権限を移譲している県があります。大分県、九州では、厄介な問題だからですよ。いずれこういったことになってくるのかなと思いますけれども、これまでの間、やっぱり現在県の業務管理とされていても、町の課題として早急に解決策を提案をしていれば、何かをやっていれば、それと考えるべきという視点に立って重きを置いていてくれれば、もう少し住民の理解、そして受検率も向上しているんじゃないかなと私は考えるんであります。このいろんな状況があるんですけれども、何か手段はないかなとやっぱり考えるわけです。そこで、自己責任です、この浄化槽については。この検査証を軽量証明事業所、これ一般と環境とに分かれておりますけど、ここに分析依頼して毎年、その証明書があれば11条検査をクリアできるのか御存じでしたら教えていただきたい。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 11条検査というのは、環境科学協会、1社の検査ということになっていますので、その環境科学協会の検査を受けるということが、まず大条件になってくるので宮崎県では1社しかないというふうに思っております。 ○議長(櫻井盛生君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) クリアできないということですね。それではやっぱり当然、検査を受けるしかないということになります。これに向かって努力するしかないんだろうと思いますけども、そこで串間市のような11条検査、これの条件の明記を御検討いただきたいことと、素直に真面目にという言葉、どうかわかりませんけども受検されている住民に不利益のないように取り扱っていただきたいなと思います。この制度に対して私自身もちょっと何か、もやっとしておりますけれども、言葉を選べば、今の気持ちは強い隔靴掻痒の感であります。これについて答弁ありましたら、なければいいです。ありましたらお願いしたいと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 市町村の責任として、やはりしっかり受けるべき、法定で決まっていることはしっかり受けていく。そして環境問題もそうでしょうし、実は浄化槽というのが災害に強いということも言われています。こういう大規模地震等でも戸別に設置してある浄化槽というのは、すぐに復旧ができるということもあります。そういった状況も踏まえてしっかり法定検査等々を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) よろしく取り組みをお願いしたいと思います。 最後になりますけれども、8月25日に県消防学校で第36回県の消防操法大会が開催されました。本町から第1分団第4部が小型ポンプ操法で出場しました。猛暑の中でありましたけども、日ごろの訓練成果を存分に発揮していただいたと思っております。OBとして誇りに思いますとともに、消防団員のこの町を守るという強い団結と気概を感じた大会でありました。消防団の皆様には今後とも、私たち町の安全、安心をよろしくお願いしたいと思います。 以上で、質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(櫻井盛生君) ここで、暫時休憩します。11時からでようございますか。(「はい」と呼ぶ者あり)それでは再開を11時といたします。午前10時52分休憩………………………………………………………………………………午前10時59分再開 ○議長(櫻井盛生君) 引き続き会議を開きます。 12番、丹邦敏議員の質問を許します。12番、丹邦敏議員。 ◆議員(丹邦敏君) 皆さん、こんにちは。また傍聴されている住民の皆様、お疲れさまでございます。 私、風邪をいただきまして、夏風邪を。もう20日間になりまして、きょうの一般質問に備えて管理はしたつもりでございますが、治り切りませんでした。もし、せきが出た場合は、何とぞ御理解ください。よろしくお願いします。頑張って一般質問を行います。 壇上からの、7件について一般質問を行います。 1番目、テゲバジャーロの誘致について。 要旨につきましては、その後の進捗状況と、県との関係の進捗について。 2番目、防音事業に係る空調機、エアコン等でございますが、その取替工事について。 要旨については、今まで質問をしてきましたが、その進捗について伺うものです。 3番目、飛び地──これは西都市の中にある西河原の一部でございます──の住民、子どもに対する外灯設置について。 この件につきましても、6月議会で質問をしたその後の進捗について伺うものです。 4番目、スマートインターチェンジの設置に係る活動について。 要旨につきましては、執行部としてのその後の進捗について、また計画について、設置要件について防衛省との交渉の必要性について伺うものです。 5番目、新田西地域の圃場整備と新田原基地に係る東大谷排水整備について。 要旨につきましては、これも6月議会で行っております。今後、防衛省との活用について町の考えを伺うものです。 6番目、目指す町の、これは町長の公約となりますが将来像の実現について伺います。 要旨については、町長が目指す町の将来像の具体的な計画と今後の財源確保についてでございます。 今回の質問におきましては、6月議会の質問に対する対応、進捗状況を確認するものでございます。 以上、壇上からの質問といたします。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 丹議員の御質問にお答えをいたします。 テゲバジャーロ宮崎の誘致につきましては、きのう永友正章議員の御質問にお答えをしており、現在のところ、クラブチームの本拠地となるスタジアムの町内誘致を初めさまざまな連携に関する協議を重ねているところで、本町とクラブチームの包括的な連携協定の調印を本9月議会終了後に行うよう調整を進めているところであります。 県との連携につきましては、先日も県知事に直接お会いし、クラブチームの誘致と今後の支援について意見交換をしたところで、県内唯一のJリーグチームの誕生・育成に向けた取り組みをともに行っていくということにしております。 次に、防音事業に係る空調機取替工事につきましては、現在、国と協議を行いつつ、国に空気調和機器機能復旧工事の工事申し込みを行い、工事をお待ちいただいている皆様にどういう対応ができるか、国と相談をしながら町で事業制度設計を行っているところであります。 次に、スマートインターチェンジの進捗についてですが、昨年度、町の道路施設等調査が完了し、現在は調査の内容等について検討を行っております。 また、今年度分の道路施設等調査委託を発注しているところであります。町といたしましては、第一段階である新富町スマートインターチェンジ設置の必要性を国に確認してもらえるよう、今年度も県及び国等へ要望活動を行っているところであります。 また、随時関係機関との協議を行っております。要望活動は、国土交通省がスマートインターチェンジ設置整備の管轄省ですので、設置に向けて全力で、国土交通省に要望・協議等を行ってまいります。 次に、新田西地域の圃場整備と新田原に係る東大谷排水整備についてお答えを申し上げます。 現在、新田西地区圃場整備事業におきましては、農林水産省の農業競争力強化基盤整備事業の事業を活用し、平成33年度事業採択に向け、地元説明会や関係機関との協議を実施し、本年度は換地計画に伴う農地状況調査業務委託や基本構想設計業務委託を実施をしています。 また、航空自衛隊新田原基地からの排水対策事業である東大谷地区排水路整備におきましては、圃場整備区域内の猿ケ瀬水路の整備もございますので、圃場整備事業と一体的に整備を行う予定としております。 平成30年度は、現在、県が実施している猿ケ瀬川河川改修工事に合わせ、麓橋から上流部のしんこうじ住宅の裏側周辺の約110メートル区間を第1工区として、実施設計を行っております。 圃場整備区域内の東大谷地区排水路整備約2,300メートル区間の実施につきましては、農林水産省の事業施工に合わせ、防衛省には同時に施工できる速やかな予算措置を協議してまいりたいと考えております。 したがいまして、町議会の皆さんにも要望活動の際の御協力をお願いを申し上げたいというふうに思います。 次に、目指す町の将来像の実現につきましては、活力と魅力にあふれた新富町づくりを目指しておりますが、具体的な計画、財源については、その都度検討をしている中でございます。 今後、取り組む事業の計画等が明らかになりましたら、議員各位、町民の皆さんの御理解、御協力をいただきながら進めてまいりたいと思います。 以上、お答えといたします。 ○議長(櫻井盛生君) 教育長。 ◎教育長(米良郁子さん) 丹議員の御質問にお答えいたします。 飛び地(西河原の一部)の住民子どもに対する外灯設置の件について、その後の進捗について御質問ですが、6月議会でお答えしたとおり、妻南小学校、妻中学校にそれぞれ通学している子どもがおります。 先日、保護者の方数人と子どもの通学について話をさせていただきました。通学路灯の設置は、これまで主に自治会や子ども会からの要望を受け、場所の確認等を行い設置しております。当該地の周辺は農業耕作地となっておりますので、要望がありましたら、今後協議をしていきたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(櫻井盛生君) 12番、丹邦敏議員。 ◆議員(丹邦敏君) 順番を追って質問をいたします。 まず1番目に、テゲバジャーロ誘致でございますが、きのうですか、永友正章議員に答弁がされ詳しいことはわかりましたが、9月4日の宮日と、またUMKで放送されたといいますが、それは、そのとおり受けてもいいんでしょうか。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) そのとおりというか、どういう放送だったかというのはUMKのほうを見ていないんですけども、新聞等はある程度しっかりした情報が書いてあるなとふうには感じております。 ○議長(櫻井盛生君) 丹議員。 ◆議員(丹邦敏君) この件につきまして、町民の皆様も興味のある問題と思いますが、やはり行政が計画をして行政が進行をしていきます。私たちはその前にどうだこうだということはあまり言うべきじゃないというのが考えでございます。その裏には、執行部を信用していくことが必要かなということも感じる次第でございます。 また、町長は先ほど新聞等で、会社側に負担を求めると、そして町の持ち出しはできるだけしないようにするということを伺っておりますが、それもやっぱり現在も同じでしょうか。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) はい、方針といたしましては、設置をする土地は新富町が用意をする、建物自体に関してはチームが責任を持って建てるということで認識をしております。 ○議長(櫻井盛生君) 丹議員。 ◆議員(丹邦敏君) ありがとうございます。できるだけ町の持ち出しがなければ、町民の負担もないわけです。その辺は何といいますか、町長の考えと私も同じでございます。そこら辺頑張って、できるだけ町民の負担がないように。土地に関しては、土地を買ってもこれは町民の財産でございます、減るもんではございません。そういうことから考えたら、町長の持ち出しをできるだけしないという考えは私も同じでございます。その辺のところを町民の方にも詳しく説明していただきますようお願いを申し上げます。この件は、昨日ももう答弁されましたので、これで終わります。 続きまして、2番に移ります。 エアコンの取り替えについてでございますが、前回もお話を聞きまして、制度設計の改革といいますかをやりかえにゃ駄目だということを聞いております。私は6月議会では、町長が本気になってかかれば、やっぱりこの取り替えはすぐできっとかなと思っておりましたが、やはり国のほうがなかなか返事をしないということを伺いましたが、その辺について町長、今の考えをまた聞かせてください。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 6月議会でもお話をしました。そして、きのう吉田議員の中でも少しお話を差し上げました。町として少しでもエアコンの機能復旧の期間を短くしていきたいということで、すぐにでも対応できるように仮設で簡易型のエアコンをつけてあげることはできないかという調整もさせていただきました。 ただ、防音工事自体の機能が落ちてしまうと、仮設でつけてしまうと。じゃあ本来の防音工事をした意味がないということで、防衛省のほうからは駄目だと、そこは防音機能を害するので駄目だということでもう一度振り出しに戻りましたので、そこの部分については、しっかりしたものを、じゃあ町がつけるかとなるとかなりの金額がかかります。じゃあ、これは起因者がやはり国ですので、国にしっかり予算措置の確保ができればそういったこともできるということで、今はしっかり、その先に新富町がつけた分については、予算措置を後年度でいいから国がしてくださいということを訴えているんですけども、これをしだすと全国的な問題に波及するということで、今、全国的な問題でもあるので、全国の6基地協とかいろんな場で、もう一回議論をするということになっております。 ○議長(櫻井盛生君) 丹議員。 ◆議員(丹邦敏君) 詳しいお話を聞きしまして、ありがとうございます。町のお金を使って対応といいますか、簡単にできるということも思っておりましたが、それができないということであれば、今後、やっぱり国に対して、言われるように、やっぱりこの辺はしかし、6基地協議会ですか全体の中で進めていったほうが効果があるのではないかと私は判断するわけですが、また参考に聞きますが、町長が国と交渉・相談をされる場合、電話で、普通、一般的にされるのか、出向されてされるのかをちょっとお聞かせください。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろん電話でもありますし、直接行くこともあります。または来てくださいということもありますので、その時々でしっかり使い分けをしながら、要望をさせていただくというふうに思っております。 ○議長(櫻井盛生君) 丹議員。 ◆議員(丹邦敏君) この問題も、やっぱり町民には直接関係がある、ものすごい要望が多いですよね。だから町長、ひとつ頑張っていただいて、負けんようにですよ国に、要望していただきますようお願いをいたします。 続いて3番目、飛び地の問題でございますが、住民子どもに対する外灯設置について、これも6月議会で質問をいたしまして答弁はいただいております。この件につきましては、町長初め教育長、また担当課長さんが早急に対応していただいたことに、私は本当に感謝をしております。また住民の方も、まだ外灯はついておりませんが喜んでおられます。今後ともひとつ、そういう環境のところに対して、町長、公約でもございますが、行政の公平、また価値ある行政を貫いていただきたいと思います。ひとつこれはお礼といいますか、早急に対応していただいたことに感謝を込めて一般質問に取り上げました。ありがとうございました。 続きまして4番目、スマートインターチェンジの設置に係る活動について。 スマートインターチェンジの設置についての町長の今の考えをお聞かせください。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) スマートインターチェンジに関しては、今回、まちづくり事業でサッカースタジアム等々ができて交流人口・関係人口が増えていくということ、そして最近の畜産、児湯畜連の状況等々を考えたときに、牛を運んだりということ、あとは野菜を運んだりということで、町をつくっていく中で、一つ重要な観点だろうなというふうにも思っていますし、また上新田地域だったり、もちろん町内全域を含めた振興にもつながっていくものだと思います。 ただ、費用分担というのがあります。莫大な費用をかけてスマートインターチェンジをつくるということは、なかなか町単独としては厳しい状況がありますので、どういった手法、なるべく町民の皆さんの負担が少ないような進め方をしていかなきゃいけないというふうに考えていますので、そういった中で、今、協議をさせてもらいながら調整をさせていただいているというふうに御理解いただければと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 丹議員。 ◆議員(丹邦敏君) スマートインターチェンジの必要性は、もう当然ながら新富町の発展を考えれば、私は早くやるべきだと考えております。そうした中で、私たちも議会で勉強をさせていただきました。その中で当初は、やはり不可能かなという判断をしておりましたが、法改正といいますか、10キロが5キロにという法改正の中で、また国の国土交通省の説明を受けて、これはできるなという感覚を持ちました。あとは、やはり町執行部を中心にいかに地域住民に説明をして、早くそうした協議会をつくっていただいて、そういう雰囲気をつくるといいますか、が必要かなと思う中で、新富町には新田原という基地がございます。それで今、災害があちらこちらである中で、北海道も自衛隊がすぐ出向いていって、そういう仕事をされております。今後そういうことを考えたとき、また熊本地震のときも新田原が使われております。そうしたことを考えると、やはり新田原とお話をしていただいて防衛省と、設置条件といいますか、それは防衛省がその気になっていただいて、中心にそういう活動をしていただくことが必要かなと思うわけです。私は、新田原は活用が、どうやってうまくやるかがやっぱり一つの問題と思いますが、町長、その防衛省に対してそこら辺の考えはいかがでしょうか。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろん緊急事態のときに自衛隊の緊急出動とか、災害派遣とかということを考えるときに、やはり道路の整備というのは重要なことになってくると思います。 まず、ただ一番、第一に優先をしなきゃいけないということは、例えば一ツ瀬橋、新田にかかる一ツ瀬橋等が分離帯も中央線もなくて歩道もない状況の中で、やはり、ああいった橋をきちんとするということのほうが優先順位は高いのかなというふうには考えております。 そういったことで、防衛省に関しては、あそこの橋をしっかり建てかえていきましょう、これは県道になりますので、県のレスキュー道路として防衛省と県と町としっかり協議をしながら、まずはあの道路、自衛隊に行くまでの道路をきちんと整えていくとかということのほうがまずは優先されていくんだろうなというふうには思います。その後に、もちろんそれと並行しながらではありますけども、スマートインターチェンジというのを考えながら進めてまいりたいというふうには考えます。 ただ、防衛省で何が何でもかんでも使えるというわけではないので、基本的にはしっかりメニューを考えるとか、どういう形で使えるかということは考えていかなきゃいけないというふうには思います。 ○議長(櫻井盛生君) 丹議員。 ◆議員(丹邦敏君) 一ツ瀬橋の話が出ましたが、これもやっぱり数年前から要望はしておりますよね。当然、宮崎空港が地震で災害に遭ったときもどこを使うかという問題になると思います。そうした大きな今後の計画の中で、やっぱり県とも町長が話していただいて大きな計画の中で持っていったほうが、やっぱり早道かも知れんと私は思うわけでございます。その中で、私たち議会も精一杯、執行部と一緒になって、町長と一緒になって頑張ってまいりますので、ひとつそこら辺を勉強を早くしていただいて、先頭に立って指導してもらいたいと思います。 この件は終わります。 続きまして6番目、目指す町の将来像の実現についてでございます。 新聞等により多くの公約が公表されておりますが、そうした中での1番目、農業公社、農業効果のための公社、この計画の状況について。 2番目、高齢者が生き生きと過ごせる社会の構築に向けて、憩いの場を地域ごとにつくる、またこれの具体的な計画案ができておるかどうかをお尋ねします。 3番目、専門病院の誘致ということを言われておりますが、もしその内容がわかれば、お聞かせください。 私とすれば、新富町は非常に透析患者が全国で3番目ぐらい多いですよね、そういうことを考えたときに、透析をされる人からの意見でございますが、町内にそういう場所がないかなということをよく耳にします。これもやっぱり特殊な医療と思うんですが、そこ辺も町長、考えていただければいいことではないかと思うわけでございますが、答弁をお願いします。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 農業公社に関しては、きのうも御質問にお答えしたとおり、農協のトレーニングハウス、トレーニングセンターゾーンに状況等々踏まえて関係機関としっかり連携をとりながらやっていきたいんですけども、まずは新富町としてハードルを下げて、関心がある方をきちっと受け入れをして、その方たちが新富町に農業だけではなく新富町の住まいしてよかったと思えるようなところをつくっていかなきゃいけないというふうに思っていますので、そこの検討を進めさせていただきたいというふうに思っております。 高齢者に対しては、今、制度設計等々をきちんと、新富町独自でもやれることがあるんじゃないかということで見直しをさせていただいております。包括支援センター等々もしっかりとして、今、社会福祉協議会にお願いをしているところなんですけども、それがどういうあり方で今から進めていくのがいいかというふうなことも含めた上で対応していきたいというふうに考えていますし、今回、小規模多機能事業所の募集も行いました。そういった中で、地域でなるべく自宅で介護ができて、困ったときはショートステイだったり、デイサービスだったり、訪問看護・訪問介護というのを受けながら、なるべく地域の中で暮らしていけるようなまちづくりを目指していきたいというふうに考えております。 また、専門病院の誘致ですけども、看板等が今、1つはできていると思うんですけども、ちょうど10号線に眼科の専門病院ができます。かなり高度な手術をされる専門病院ですので、今まで医大でしかできなかったような手術を新富町でできるようになる、一つ優秀な眼科の先生であります。そういったほかにも、今、事あるごとにいろんな集まり等々に参加をさせていただいて、病院等の誘致を差し上げているところですので、きのうの質問の中でもございました西都救急医療センター、西都の救急病院を、できれば新富の皆さんにもっと利用していただけるように西都市長と交渉しながら、少しでも新富の側に建てていただけないかなという御相談は差し上げているところであります。その上で、やはり市郡医師会病院というのが今後移転をされると、救急圏内というのが大分遠くなってしまいます。だから救急医療というのもしっかり確保していく必要があるということで、将来を見据えた上で医療圏をどうつくっていくかということも考えてまいりたいというふうに思います。 ○議長(櫻井盛生君) 丹議員。 ◆議員(丹邦敏君) 詳しい答弁をありがとうございました。 私は昭和22年ですが、もうあと10年すると町長、新富町の中でももう一杯ですよね、年寄りで。私自身も、じゃから車の免許証、返上したときにどうなるかなということをたまに今考えるようになったわけでございますが、それとまた、自分がちょっと病気になったりすると弱くなるといいますか、年とったら。大丈夫かなということを考えます。どうかその辺のところを、高齢化が進む中でこれも逃げて通るわけにはいきません。私たちが80代になって、できるだけ生き生きと生活ができるような対策の中で行政をやってもらえばと、これは要望でございます。ひとつよろしくお願いをいたします。 また、農業公社については、なかなか農業関係は、町長、難しいです。農業の人口は減っていますが、はっきり言って田畑の面積は全く同じです。だから生産量は変わらんわけですよね、人間が減っても。だから機械の大型化、それはやっぱり今の進歩の中で、1人当たりが、以前は私たちが若いころは1町ぐらいつくりよったやつが、今は何十町って1人でつくります。もう余り手が要らんで、作業みんなされている。 しかし、やっぱり手が要るところはやっぱり人間の手が要るようになっていますが、本当、今は人間の手が要らなくなりました。そういう観点から考えたときには、やっぱり農業者がどんどんやめていって、農地が余ってしまえば、それは重要な問題になりますが、誰かが背負ってその面積でちゃんとした収入を上げていけば、私は町自体は利益は減るもんじゃないと思うわけでございます。その中で公社はやっぱり慎重に考えていただきたいと思うわけです。農業者に対して助成・援助は精一杯、やっぱり基幹産業でございますのでやっていただかないかんと思いますけども。 また、新田地区については農業の、今度は整備でございます。これもお願いでございますが、やっぱりお金がかかります、整備をすれば全てですね。おととし、防衛省の農業関係に、やっぱり助成といいますか補助ができるということをちょっと聞いたことがありますが、この前、基地対策で九州防衛局に要望に行きました。そのときに、前、委員長にお願いをしてそのときの要望とは別に、私は新田圃場整備の件をお話しました。そしたら、まだ執行部からお話がありませんということでしたので、ぜひやっぱり、新田地区の大きな、今度は事業になりますよね、そういうことから考えたときに、町長、やっぱり精一杯、私は防衛省を利用していただきたいと、この件はですよ、思うわけでございますので、国のほうにも早目に、もう立派な計画がされておるわけですから、ひとつお願いしてできるだけ財源の確保をお願いしたいと思います。ひとつこの点に、考えを聞かせてください。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) まず、最初の高齢者の交通については、今回の予算でもお願いを差し上げています。バス停の屋根等々を整備をしていくということを、やはり新富町のバスというのは時間・本数が少ない上に待つ時間が長いということで、やはり高齢の方だったり待っていらっしゃる方が、雨だったり、暑いときに日差しにずっと当たりながらとか、雨にぬれながら待たなきゃいけないということを少しでも解消していきたいと、公共交通機関が利用をしやすいようにしていきたいということを実現していきたいというふうに思っていますし、免許を返納した後の利便性の向上だったり、やはり最初のうちは孫とか子どもに送っていってくれと言いやすいんですけども、これが何回も何回もとなると、どんどん頼みづらくなって外に行けない、引きこもり状態になってしまうということをなるべく防ぐ、行きたいときに行きたい場所に行けるような環境を整えていくというのが自治体の努めだと思いますので、そこの部分についてしっかり考えていきたいというふうに思っております。 また、次です、圃場整備に関して、防衛省をがんがん使えということなんですけども、先ほども申し上げましたとおり、使えるもの使えないものがもちろんあります。農業分野について使えるのは、例えば施設だったりという部分に補助が使えたりというのはあるんですけども、例えばその中でも圃場整備というのは、圃場整備という事業の中で補助金を1個もらっているので、複数のところから補助金を釣るということは、これは補助金の適正化法上できません。ということは、一番その補助金を使うのに率がよくてやりやすい補助金を市町村は選択をしてその補助金でやっていくということになります。その選択した結果が現在の圃場整備の進め方で、圃場整備分は圃場整備でやる、排水は防衛省の排水対策事業、障害防止事業でやる、県の猿ケ瀬川改修については県の事業猿ケ瀬川改修でやるということで、3つの事業をうまく割って分離をして、それぞれをうまくタイミングを合わせながら事業を進めていくという、これはなかなかうまく協議をしていかなきゃいけないバランスで進めております。ここで、じゃあ防衛省の補助を使えといって補助を使うと検討をまた始めると、全てのタイミングが狂ってしまいますので、きちんとこれはタイミングと補助を考えながら、今、事業を進捗をさせているということになりますので、その辺は御理解をいただきたいと思います。もちろんほかの事業を、防衛省補助を一生懸命とって、そのほかの事業が防衛省でやれたのでこっちに使う、町で負担する分の町のお金が出たねというようなやり方はしっかり考えていかなきゃいけないので、ほかのいろんな事業で使えるもの、これはもう防衛省に限りません、総務省だったり農林水産省だったり、少しでも町にとって有利な補助金だったり事業というのを考えながら、執行をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 丹議員。 ◆議員(丹邦敏君) 国の補助はいろいろとメニューがあることは聞いておりますが、それ以上の詳しいことは、私たちにはあまりわかりません。執行部がそこら辺をしっかりしていただいてよろしくお願いをいたします。私たちは、執行部が言えばいつでも要望活動は精一杯やりますので、よろしくお願いをいたします。 それから、この問題は終わりますが、昨日、10年後は人口が1万5,000人になると町長言われましたが、田舎の町村でも人口が増えているところもありますよね、それはなぜかと思うことが私自身もよくあります。そうした中で、本町の人口減の一番の原因は何であるか、町長は何であるかということを、素直に考えておられればお聞かせください。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) やはり今までの流れというのが、やはり一度高校を卒業されて就職をするというときだったり、高等な学校、大学等々に進学をされるというときに、やはり地元に残らずに福岡、東京とかまたはもちろん宮崎市内に出られるということで、一回出られた方が、もうそのまま宮崎市に就職する、福岡で就職をする、東京で就職をすると。昔は、その中で半分の方たちが、そしたら農業を継ごうと言って帰ってきた、自分のところの商売を継ごうと思って帰ってきた、そういった状況が、地元のそういう商売をされる方が、自営業をされる方が少なくなった。農業の跡継ぎをしたいと思われる方が少なくなった。やはり地元の力が弱まってきたということも一つの原因にあるというふうに思います。 だから、今はしっかり住みやすい地元を支えてもらっている農業者だったり、商売の皆さんを、しっかり跡継ぎを──やっぱり後を継いでもらいたいと思うし、跡継ぎの方たちも「やっぱり家を継ぎたい」と思えるような企業を育てるということが、やはり根本的に必要だというふうに考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 丹議員。 ◆議員(丹邦敏君) 町長の言われるとおり、確かに勉強した者ほど外に出て行きます。それで帰ってこんということも一つの理由と思いますが、私たちが子供のころは一家族で、私も7人兄弟ですが、どこを見ても子どもがいっぱいおりました、兄弟。しかし今、周囲を見てみると、こういう言葉は余り言うていかんかもしれんけど、子どもが少ないですよね。やっぱりその辺も大きな理由がある。 新富町は冷静に考えたときは、やはり騒音の問題がはっきり言ってあります。新富町の真ん中に基地があるために、騒音の範囲がちょうど大事なところにございます。そして、私も会社をしておりまして事務所を持っておりましたが、事務所は防音工事もしてくれませんよね、それもやっぱり一つ、会社、企業が参入しにくい条件と私自身もずっと思っておりました。そして、電話で仕事するのにはっきり言って聞こえんこつがいっぱいありました。もう今はやめて何も思いませんが、本当もう腹が立ちよったことがございます。だからそういうことで、やっぱり企業が来なかった、または誘致もしにくいですよね、条件があるのかなと思います。これは誰の責任でもないわけでございますが、私は、だから町議になったときに、防衛副大臣との話の中で、やっぱりそれは国の責任じゃないかと言ったことがございます。だから、少し考えてくれよと、だから地方創生もそうですよ、人口減させないために地方創生頑張ってやれって言いますが、新富町は、やっぱり頑張ってもそういう不利な条件がございます。だから、町長、それを国にも、やっぱり要点はお話ししていただいて、ちゃんと理解をいただいて、協力をしていただくときはしてもらわにゃいかんなと思うわけでございますが、その件について答弁をお願いします。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろん、きちんと訴えるべきは訴えていかなきゃいけないというふうに考えております。新富町は、やはり一番大きかったのは、この15年間の人口の減少だというふうに思っています。1,500人以上の人口がこの15年間で減りました。そのほとんど9割以上が、社会動態で減っているということです。先ほど子どもが少なくなったとか、生まれる数が少なくなったと言われたんですけども、それじゃなくて、実は転勤をされたとかよそに出ていった方が9割以上ということで自然動態で減っている、少子高齢化が原因で減ったというのは、実は数%です。 そういった状況の中、いよいよ昨年度からこの自然動態減というのが始まりました。かなりの数で自然動態で減ってきているという状況になり、社会動態も減り自然動態も減りということで、加速度的に今から人口減少が始まるというふうに考えなきゃいけない。じゃ、それを防ぐために今から議会の皆さんと一緒になって、やはり新富町がどうあるべきなのかということは考えていかなきゃいけないというふうに思っていますので、あらゆる手段を通じて、やはり町がきちんと住みよい町になって子どもたちが住んでくれるような町をつくっていきたいと思いますので、その辺は議会の皆さんも御協力をいただければと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 丹議員。 ◆議員(丹邦敏君) ありがとうございました。 新富町民が「ああ、新富に住んでよかったな」という町を、町長、ぜひつくってください。期待をしております。本日はありがとうございました。 これで終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(櫻井盛生君) ここで、暫時休憩いたします。午後は1時からの再開でよろしゅうございますか。それでは、午後は1時から会議を再開いたします。お疲れさまでございます。午前11時40分休憩………………………………………………………………………………午後1時00分再開 ○議長(櫻井盛生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 6番、増永逸雄議員の質問を許します。6番、増永逸雄議員。 ◆議員(増永逸雄君) 初めに、台風21号の被害や昨日早朝に起きた北海道大地震で災害を受けた方々に、心からお見舞いを申し上げます。 それでは、一般質問を始めたいと思います。 新富町の主要産業である農業を取り巻く情勢は、TPP、FTAなど外因要因のほか、就農者の高齢化とともに担い手の育成など課題が多い中、本町におかれましては農業振興に努力されて大いに評価するものです。その農業振興策についてお伺いいたします。 農家への支援事業の取り組みについて、今後の水田生産調整の方向性について。 上新田中学校・上新田小学校が一貫校となり、旧上新田小学校跡地をどのように地域に生かしていくのか、今後の旧上新田小学校の利活用について伺います。 以上、壇上からの質問といたします。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長
    ◎町長(小嶋崇嗣君) それでは、増永議員の御質問にお答えをしたいと思います。 農家支援についてでございますが、各種補助事業取り組みにつきましては、国・県の補助事業取り組みを優先的に行い、国・県の事業としてメニューがない場合には、必要に応じ町単独の事業により支援を行っているところであります。特に、近年はTPP影響緩和対策としての産地パワーアップ事業や畜産クラスター事業を産地の取り組みとして行っているところであります。 次に、水田生産調整の方向性についてでございますけども、平成30年度より国による生産数量目標の配分がなくなり、農業者は自主的に、需要に応じた生産・販売を行うこととなりました。 なお、国は引き続ききめ細やかな情報提供や水田フル活用に向けた支援を講じることとなっております。そのため、新富町農業再生協議会では、国の制度を最大限に活用し、主食用米や新規需要米、加工用米等のバランスのとれた生産や、地域の特色を生かした作物の作付を行い、生産性の高い水田農業経営の確立に向け、関係機関一体となった取り組みを行っております。 以上、お答えといたします。 ○議長(櫻井盛生君) 教育長。 ◎教育長(米良郁子さん) 増永議員の御質問にお答えいたします。 上新田小学校跡地についてですが、昨年度に上新田跡地検討委員会を組織し、現在、協議の途中にあります。メンバーには、議会からも入っていただいております。 御承知のとおり、旧上新田小学校校舎は将来的に解体することになりますが、校舎以外の施設(講堂、運動場、プール)についても、今後、用途を残すか廃止するかの判断を含めて町の方針を検討し、跡地検討委員会の皆様にも説明をし、検討委員会としての答申をいただきたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(櫻井盛生君) 6番、増永逸雄議員。 ◆議員(増永逸雄君) 農家への支援事業の取り組みについて伺いたいと思います。 本町におきましては、農業向けの支援事業の取り組みをいただき、感謝いたしておるところでございます。今後心配されるEPA協定やTPP協定など輸入関税引き下げによる農産物価格の下がるおそれがあり、産地力の低下につながりかねないと思っておるところでございます。 そこで、生産意欲アップ、産地生産力向上をしていかなければならないと思っております。新富町における産地パワーアップ事業、クラスター事業及び町単独事業について、事業取り組みを伺います。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 議員おっしゃるとおり、基本的には今、TPP対策、EPA対策等々として産地パワーアップ事業と畜産クラスター事業を積極的に取り組みながら、これが一番補助率が高いものになりますので、基本的にはそこを有効に活用しながら事業の推進をしているところであります。 また、町の単独事業としては、水田農業特別対策補助金、水田等有効活用対策促進事業補助金、あとは就農支援交付金等々を町の単独事業として交付をしているという状況になります。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) その中で、クラスター事業は畜産のみのクラスター事業があったんですが、そのほかにもクラスター事業については、県はその事業の幅を広げていっているところですが、そのあたりについて少しお伺いできますか。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 担当に答弁をさせます。 ○議長(櫻井盛生君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(平塚貢一君) 畜産関係の補助事業関係ですけれども、先ほど畜産クラスター事業関係について話をしたところですが、それ以外に畜産協会が窓口となっているエーリックの事業とか農協が窓口となって融資事業による牛の導入等の事業があって、それを活用しながら事業が行われているところであります。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) それでは、町単独事業について少しだけお伺いをしたいと思います。 畜産農家において、口蹄疫終息から7年を迎えました。その当時導入された繁殖雌牛の更新時期となっているところであります。 また、県内を見ると、山間部や都城地方の4から5頭飼いの繁殖農家の減少により子牛の価格も高どまりをしているところでございます。繁殖牛導入には経費もかかり更新時期の遅れるおそれがあり、その中、畜産農家の生産意欲向上のために事業の改善・拡大についてお伺いをいたします。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 先ほど申し上げました畜産クラスター事業について、まず一番最初に取り組んでいくというのが、まず生産意欲を高めていく取り組みになるんですけども、先ほど担当のほうが申し上げましたとおり、町の単独事業として数点、例えば肉用牛増頭対策事業補助金だったり、肥育素牛導入対策補助金あとは乳用雌牛の増頭対策の補助金等々を出しているところなんですけども、先ほど課長のほうが答弁したとおり、農畜産業振興機構というところのエーリックがやっている対策事業だったり、あとはそれとは別に融資事業による素牛導入事業があるので、そこに基金をためて費用を貸し出しをするというような事業を取り組んでおるところであります。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 本当にありがとうございます。 畜産業界は、償却資産とか棚卸しとか繰越額が大きくて、実際的にもうかっているんですけど、現金額ちゅうのが割と帳簿上では少ない、思ったように残っていないというところもありますし、町内でも、酪農及び和牛に対しての粗飼料対策の中の、WCS面積も確保をしていかなければならない点もありますし、産地の育成を図っていくということもありますので、引き続き事業の継続をお願いしたいと思います。 次に行きたいと思います。 施設園芸農家においての耐用年数を超えた施設があり、老朽化が進み、建て替え時期を迎えているが、農業資材、燃油高騰や農産物価格の低下、担い手不足など「野菜の町新富」の産地力が低下しています。ハウスを建てかえ、延命化の骨材やハウス被覆張りかえの支援事業についてお伺いいたします。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) ハウスの増棟対策だったり、ハウスを新設するとか増やすということに関しては、先ほど申し上げましたとおり産地パワーアップ事業というのが使えるんですけども、被覆関係のやり直しとか、張りかえということに対してはこの産地パワーアップ事業では対応できないので、そこの部分は、今後、県にも要望していかなきゃいけないんですけども、現在建っているハウスの建てかえ等々だったり、今あっているやつの保全修理だったり被覆の更改だったりということに関しては、今後のことを見据えながら、もちろん燃料高騰等も考えながらどのような形がいいかというのは検討しなきゃいけないんですけども、それぞれを一括してやってしまうとかなりの金額がかかってきます。その財源をどうするかということを、しっかり検討しながら対応していかなきゃいけない、検討していかなきゃいけないというふうに考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 町長のおっしゃるとおりだと思いますが、そこは、先日、農業ばっかりじゃないよと、産業として成り立っていくのは商工業も一緒ですよと言われております。特に、いろんな地域において、きずなとかいろんな面でも、今まであった流れというのが大きく変化する中で、そういうことも大きく変わっていくのかなとは思いますが、町単事業というのは、国・県の補助事業に対して、農家のよりどころ、最後のとりでだと私は思っておりますので、よい方向に考えを進めていただければ幸いかと思っておるところです。 それでは、次に進みます。 農地を取り巻く環境は、人口減少による担い手減少により農業従事者の高齢化が進み、集落内も急激な変化により、その機能の維持が課題であります。本町の基幹産業である農業の魅力に魅せられて、意欲を持った就農する方も増えつつある。 しかし、就農人口が増加するには至っていなく、離職者、非農家出身者、担い手確保が課題です。新富町の温暖な気候と良質な土地条件に恵まれた野菜、農畜産を中心とした多様な経営形態を展開しておりますが、農家減少により産地としての発展が危ぶまれる事態に至っており、農産物産地としての機能向上をしていく必要があります。将来の町の農業振興について伺います。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) さまざまな制度を活用しながら農業振興に努めていかなければいけないというふうに思っています。担い手の確保もそうでしょうし、現在頑張っていらっしゃる方をどのように支えていくかということも重要な課題になってくるんだろうなというふうに思います。もちろん、実際は農業をしていて手伝ってくれる方が少ないとか、経営をする人間はいるんだけど人手がいないとかということの問題もあります。どういうふうに人手を確保していくかということも重要なことになっていきますので、そういった総合的なことを含めて、じゃあ新富町にどのような農業をされる方たちをきちんと育てていくかとか、発展させていくかということを考えて計画的につくっていきたいというふうに思っております。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) ありがとうございます。 前の議員さんも農業関係でいろんな質問をされております。その中で、町長もお答えになっておりました農業公社について、後継者育成についてもう少し具体的に言っていただければ、農家、今現在残っている、残っているという言い方は悪いですね、今、就農されている農家の方々の力が湧いてくるんじゃないか、もう少しちょっと具体策をおっしゃってください。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 農業公社を設立したいということは再三申し上げているとおりでございます。新富町に、東京だったり大阪だったりからIターンをしたりUターンをしたりということで、まずは農業をきっかけとして、やはり新富町の基幹産業である農業をきっかけとして、人を誘導してきたいということになります。その中で、もちろん農業に限らず、きのうも申し上げました、この中で10人、毎年この農業公社に入ってきていただく。その中でしっかり研修をして、できれば多くの方に農業についていただきたいと思いますけども、この中が、例えば5人しか就農ができなかったとしても、残りの5人の皆さんはほかの仕事で新富町に住まいをしてくれる、新富町の中で仕事をしてくれるというふうに考えていかないと、10人来て10人とも農業についてもらってということで、余りにもハードルを高くしてしまうと、なかなかこれが後でいざやめたときに、新富町住めなくなってしまうと。やはり、ばつが悪いので、もとのところに戻ろうとかという考えになってしまわないように、しっかりとした受け皿をまずつくっていくんだという構えで受け皿をつくっていきたい。そのための一つの手法がこの農業公社だというふうに考えておりますので、こういった中でも、実際、今、新富町で農業をやられている方の担い手の方だったり、次の方もこの農業公社の中で一度研修をしていただくとか、いろんな方法を使いながら、うまく一緒に共有ができる部分を共有していきたいというふうに考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) ありがとうございます。 確かにそのとおりで、町内で受け入れて農業公社としてやっていくには、当然、町内の担い手の方も、一つの再教育じゃないですけどステップアップもしていきたいということでありますが、喫緊の課題としては、人手不足はもうそこにあるんですよね、そこあたりを今、速やかに何かクリアできるものがあれば、考えていただきたいと思うところです。 それから、町内の就農人口についてお伺いしますが、どのくらいの就農人口を目標にそういう事業に取り組んでいくのか、そのあたりがお答えいただければ、将来どのくらいに維持していくのかどうか。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 今、大体400軒ぐらい専業農家の方が多分いらっしゃるんだと思います。そういった中で、やはりこの数字というのが年々減ってきている状況にはあるので、できる限り減らないように維持をしたいということを考えておりますので、毎年、やめていかれる方が10人、20人程度いらっしゃるんでしょうから、その数ぐらいは入れていかなきゃいけない、頑張ってもらわなきゃいけない。もしくは規模を拡大をしてもらいながら、その農地というのを保全をしていってもらわなきゃいけないという考えを持っています。もちろんその農業公社をつくったときに、毎年何人か受け入れるということはしっかり考えていかなきゃいけないんですけども、今は、もちろん農協のトレーニングハウスの状況だったり、ほかの農業塾の状況だったりを踏まえながら計画をつくってまいりたいというふうに考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) ありがとうございました。 次に進みたいと思います。 今後の水田生産調整の方向性について、国が平成30年度に経営所得安定対策と米政策について示しておりますが、稲作農家の米の価格安やFTA、TTP協定など関税を引き下げによる経営環境が厳しさを増す中、本年度から実施が始まりました経営所得安定対策と米政策の内容についてお聞きいたします。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 最初の答弁でも申し上げました、平成30年度から国による生産数量目標配分に頼らず、産地農業者の自主的な判断により需要に応じた生産・販売が行われることとなっています。国は、産地農業者が自主的な取り組みを円滑に進められるよう、情報提供や交付金等の支援を引き続き講じることとなっております。経営所得安定対策事業といたしましては、水田フル活用に向けた支援として、直接支払交付金において戦略作物助成、産地交付金、転換作物拡大、畑地化助成等があります。あとは、ナラシ対策、ゲタ対策というような対策がとられているところであります。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 大変ありがとうございます。 そこで、ことしの水稲作柄をちょっと、あまりにも一等米が前年度に比べて格段によくなったから、ちょっとお話ししますと、早期水稲の米の収量はやや良、良ですね、ライスセンターの一等米が92%ということで、前年度に対しても相当改善されて良質な米、宮崎早期米のブランドとして通用できる一等米ができたんじゃないかと思っているところです。 水田フル活用、二毛作及びWCSの面積について、ちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 現在は、新規需要米、WCSと飼料用米ですか加工用米のバランスのとれた作物の作付を行うとともに、裏作で小麦の作付をお願いをしているということになります。国の交付金等の制度を活用し、高収益作物の導入等を図っていきたいと思っております。なかなかこれも、新富町のWCSの補助金がよかったらWCSに一気になってしまったり、右往左往してしまっている部分があるので、きちんと戦略的に作物を考えていかなきゃいけない部分があるんだろうなというふうには認識をしております。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 作付面積のほうを、ちょっと尋ねていたんですけど。 ○議長(櫻井盛生君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(平塚貢一君) 転作作物の代表的なものの面積を報告させていただきたいと思います。 平成29年度の実績ですけれども、WCS用稲が341ヘクタール、小麦が66ヘクタール、飼料用米が8.8ヘクタール、米粉用米が9.8ヘクタール、ソバが56ヘクタールとなっております。 あと、飼料関係、その他の飼料作物として230ヘクタールほどの面積があります。そのほか施設園芸等のハウスとかスイートコーンとかそういったものも、別途転作の作物としては作付がされているところであります。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 確かに面積的には大分、米以外の面積が増えることによってその補助率の高いほうに移って、確かに一つの農家経営の、水田ちゅうのは基礎部分ですので、そこの維持はされているのかなと思っているところです。その中で、やっぱり水田フル活用事業とか今さっき御説明がありましたけど、高齢化で耕作ができるのかなという部分も、もうそろそろ出てくるんじゃないかなというところであります。 次に進みたいと思いますが、実施状況について少し伺いたいと思います。 生産数量目標がないものの、みずからの経営判断による米作は、農家の生産意欲が失われないよう稲作や高収益作物の誘導・導入の推進について伺いたいと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 先ほど申し上げましたとおり、きちんと誘導していかなきゃいけないというふうには思うんですけども、やはり産地の特色を生かした農作物で収益性がいずれ高くなるだろうとか、これだったら収益が上がっていくだろうという作物を、やはりきちんと決めていく必要があるんだろうなと思います。そういった中で、やはり補助金が高いやつにだけ行ってしまうと、その後に補助金がなくなったときにはまた収益が上がらないということで、ほかの作物ほかの作物と転々としていくような状況よりも、きちんと経営が見込める作物に、なるべくなら誘導をしていくという考えのもと進めていかなきゃいけないというふうには考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 聞きたかったのは、どういう作物というか、そのもの、どういうのという品目を聞きたかったんですけど、そういうのはないですか。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 現在は、先ほど申し上げましたとおり、小麦だったりということを裏作についてはお願いをしているということになるんですけども、表に関しては、飼料、新規需要米、あとは飼料米ということになっています。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) ありがとうございました。 麦に対しては、ちょっと気象条件が整わないところも新富町はありますので、難しいとは言わんけど、確かに新しい麦の、収穫時期が早い早期の麦の種の導入として、新富町が受け皿となってやったところもございますけど。 次に進みたいと思います。 状況を説明した中で、じゃあ新富町の早期水稲コシヒカリ作付面積はどうなるのか、また後ろに返りますが、そこをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 担当に答弁させます。 ○議長(櫻井盛生君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(平塚貢一君) 水稲の作付面積関係ですけれども、平成29年度を見てみますと、412ヘクタールが水稲として作付をされております。 全体の水田面積としては、1,093ヘクタールということでありますので、半分以下に、今、なってきているような状態であります。 今後、国の状況等も見ながら、米の消費の状況等もずっと調査をしていきながら、できることであれば現状の水田面積が確保されて、転作等も行っていけるような状態が一番理想的な形だとは考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 水田面積が半分に減ったということで、確かに所得を確保するため、補助の高いほうに移ってきたというのがはっきりしたわけですが、でも、宮崎の早期水稲米ちゅうのは一つの、国内の市場に出回るトップですので、そこあたりを守っていく、じゃ、新富はどういう人たちにつくってもらうか、確保してもらうか、そこら辺のすみ分けの考え方はありますか。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 最初に申し上げましたとおり、これは、農業者が自主的にどういう作物が経営的に安定するかとか、収益性が高いかということを、なるべくならそのように選んでいただくというのが基本的な事項だとは思いますけども、行政といたしましも、やはり少しでも農家の皆さんに収益性が高いものをつくっていただきたいということもありますので、その辺はしっかり協議会等で審議をしながら、話をしていくということが大事なのかなというふうには考えるところです。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) わかりました。 次の質問に移りたいと思います。 今後の旧上新田小学校跡地利活用についてを質問をしていきます。 平成30年4月に、上新田小学校・中学校が一体型の小中一貫校として開校しました。義務教育のさらなる向上と施設経費の効率化につながるものと、地域の期待も大きいところであります。 さて、旧上新田小学校の跡地利活用について検討委員会ができ、検討をされていると聞いていますが、検討委員会の立ち上げた目的、スケジュールについて伺います。 ○議長(櫻井盛生君) 教育長。 ◎教育長(米良郁子さん) 課長のほうでお答えいたします。 ◎教育総務課長河野佐知子君) ただいまの御質問にお答えいたします。 上新田小学校の跡地利用検討委員会ということで、昨年度に立ち上げました。目的としましては、上新田小学校跡地利用について委員の方から御意見をいただき、協議検討を行い、その結果を町に報告して、町は跡地利用の方向性を決めていくということで御意見を伺いたいということで発足しております。 それからスケジュールに関しましては、今のところ2回の検討委員会を開催をしております。近々、また3回目を開催を予定しておりますが、その中で、町長から町としての考えを改めてお話しした上で、御意見をまたいただこうと思っております。 以上、お答えとします。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) それでは、検討委員会の頻度については、今まで2回ということで、今度また3回目があるということで御返事をいただいたところですが、構成メンバー、また任期についてはどういうふうになっておりますか。 ○議長(櫻井盛生君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長河野佐知子君) メンバーについては、15名の委員さんで構成をお願いをしております。メンバーは、議会の議員の方にも入っていただいております。それから区長会の代表の方、それからNPOの代表の方、また学校関係から校長先生、またPTAの役員さん等に入っていただいております。 上新田小学校は現在、給食の調理場のほうはまだ稼働しております。今年度、富田のほうに、現在、共同調理場のほうを建設中でございますので、それが完成しましたら、完全に校舎のほうは閉鎖するということになっております。31年度以降に解体というようなことになりますので、それまでには方向性といいますか、答申をお願いしたいということで考えているんですが、任期については、いつまでというようなことは申しておりません。 以上です。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) わかりました。 これ、例えば区長さんたちは任期1年ですけど、またがる場合にはどうなるんでしょうか、年度をまたがる場合。 ○議長(櫻井盛生君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長河野佐知子君) 区長さんは特に、かわられるというようなこともありますので、新しい委員さんに改めてお願いするというようなことで考えております。 それから、学校の関係も校長先生も異動等でかわられますので、また新しいそういった異動だったり任期でかわられる委員さんには、また改めてお願いをしようと考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) わかりました。 それでは、委員が年度前にかわるとしたら一貫した検討ができないのではないかということと、委員会の考え方を継承する上で、人がかわると意見が変わるのではないか──変わるって、極端に変わるという意味ではございませんが──統一した方向性がつかみにくいのではないかと思っているところですが、そのあたりについてお考えを聞かせてください。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 増永議員、指摘されることももっともだと思います、人がかわってくるということで。これまでの検討委員会のあり方というのを、もう一度考え直さなきゃいけないというふうに考えております。なぜかというと、今、何でもいいからあの跡地をどう使っていくのかという議論をもらっているんですけども、なかなかこれを一つに集中して持っていくということがこれは難しいし、責任の所在だったり、出てきた意見の実現性の担保ということが全くとれない状況で、好きなものを出してくださいというやり方をしているので、そこの部分については、意見は意見としてしっかり聞いた後に、ある程度の方向性というのは行政側がしっかり示していく必要があるというふうに考えております。示した案について、やはり検討委員会等でしっかりもんでもらって、さらにいいものにしていくなり考えてもらうというやり方をしないと、ただ責任の所在をはっきりしないというような状況になるので、今回、第3回目の検討委員会で出させていただくのは、これはやはり、今までは学校の財産としてやってきたものを、しっかり新富町として町の全体のものとして考えながら、どのようにあの跡地を整備していくかということを検討をさせていただきたいということで、今度、3回目に出させていただいて、検討委員会の皆さんに今までいただいた意見を参考にしながら、一度預からせていただいて、その後に、新富町としてこういう形で活用をしていきたいということを出していきたいというふうにお願いしようということを考えておりますので、またその辺を議会の皆さんも御理解をいただければというふうに思います。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 町長のお考えはしっかりわかりましたので、次に進みたいと思います。 今後の上新田小学校の跡地活用を、今さっきおっしゃっておられましたが、町長としての考え方をひとつお願いします。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 今、申し上げましたとおり、今まで2回の中で、もうさまざまな意見が出ているというふうにお聞きをしておりますが、なかなかそれを一つにまとめろというのは難しいとか、この出した意見の担保をどうするんだとかいう意見も中には出ているみたいです。 だから、しっかりとして、今までの意見、あとはこれを参考にしながら、町として本当に真にどのように活用するべきが上新田振興につながる、もしくは新富町全体の振興につながっていくのかというふうに考えながら、検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 私の聞きたかったのは、もう少し具体的にどういうビジョンがあるかというのを聞きたかったんですが。 じゃ、次に進みます。 旧上新田小学校の跡地につきましては、上新田地域の中心地区で利便性もよく地域密着型の拠点として活用について、以前、上新田区長会が町に上げました要望書の内容について、町長のお考えをいただければ、どういうふうに酌み取っていただけるのかということをいただければと思っているところですが。 ○議長(櫻井盛生君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろん、しっかり中心にあって、学校のいろんな部分を考えながら、先ほども申し上げましたとおりしっかり努めて議論をした上でお示しをしたいというふうに思います。 ○議長(櫻井盛生君) 増永議員。 ◆議員(増永逸雄君) 区長会としても、上新田の中心、要するに拠点となり得る土地でありますので、一生懸命考えて要望等は上げておりますので、お含みをいただきながら、ぜひ早期に上新田の地域の人たち、また町内の人たちのために活用できる場所として、ビジョンをはっきりと打ち出していただきたいと思います。 これで、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(櫻井盛生君) 続きはありませんか。いいですね。わかりました。 以上で、本日の一般質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(櫻井盛生君) 本日の議事日程は終了いたしました。 9月10日は総括質疑となっております。 本日はこれにて散会いたします。午後1時44分散会──────────────────────────────...